
男性が語る「月経前症候群」。
こんにちは。餅味噌教授です。
夫婦として男女が一緒に住む時、どうしても避けられないのが喧嘩です。
私は、喧嘩は悪いことではないと考えていますが、むやみに喧嘩をすることは避けたいものですね。
少し前から、その喧嘩の一つの要因となっているものが分かりました。
これを知っておけば、1年間の喧嘩の12回分くらいを避けることができます。
その要因とは、”月経前症候群”。
知っていますか?月経前症候群。
男性である私は、こんな言葉、聞いたことがありませんでした。餅嫁が、教えてくれたのですが、私は、この症状をすぐに理解することができませんでした。全然、聞いたことがないものでしたので。
聞いたことがある男性の方が珍しいのではないでしょうか。
月経前症候群(PMSと略されることもあります)とは、女性の月経の少し前の時期に起こる症状です。
下腹痛や頭痛などの身体症状もあるのですが、注目したい点は精神症状です。
イライラする、怒りやすくなる、攻撃的になる、憂鬱になるなど。
これが結構大変。
餅嫁を見ていると、毎月ではありませんが、数ヶ月に一回のペースでこの時期がやってきます。
男性もなんとなく気づいているのではないでしょうか。
今は間違いなくセクハラ発言になりますが、昔、会社の上司が、怒っている女性を見て「あいつ生理じゃないのか?」なんて揶揄していました。失礼な話ですね。
しかし、このエピソードからも分かる通り、男性もなんとなく、女性が月経の時期になると攻撃的になる、と感じていることがわかります。
これ、なんとなくではなく、きちんと理解することが大事です。
要するに、”病気”と言うと大げさですが、これは、自分ではどうすることもできない”症状”なのです。
どうして、攻撃的になってしまうのか、餅嫁に後から聞くと後悔することも多々あるのだそうです。
心配性?鬱っぽい症状も。
イライラと攻撃的になる症状もあるのですが、鬱っぽくなることもしばしば。
もともと餅嫁は心配性の性格なのですが、特に月経前症候群に入るとネガティブな発言が目立ち始めます。
「お隣の家の花が折れてたんだけど、私のせいにされるんじゃないか」とか、「私だけ世界から取り残されるんじゃないか」とか。
壮大な話から、些細なことまでとりあえず不安になっちゃいます。
これを私が、月経前症候群を知らずに接するとどうなるでしょう。
私は、理屈っぽい性格で、ネガティブな発言などがあまり好きではありません。そんな私に、ネガティブ発言を連発されたらどうなるでしょう。
そうです。
喧嘩ですね。
「なんでそうなるのっ!」と欽ちゃんのように返答できれば良いのですが、そうはいきません。
だから、この症状を理解することが大事なのです。
そうか、不安になっているのだな。と理解を示すことが重要です。
こればっかりは、仕方のないことなのですから。
しかし、受け入れると本当の意味で発見があります。
普段のちょっとした心配事、不安ごとが表面化してくるわけですから、少なからず、不安にさせていたのだ、と気づくことができます。
本当に申し訳ないな、と思うこともありますし、良い人生とは、という考えをすることにも繋がります。
いずれにしても悪いことばかりではないのです。
そして、その時期が過ぎれば、ケロッとしています。面白いですね。
夫婦とは、山あり谷ありだと言います。
男性が月経前症候群を理解することで、少し山や谷が緩やかになるような気がしています。
もちろん、女性もそのことを理解してあげて欲しいです。
餅嫁は「ごめん。生理前だから…」と言いつつ噛み付いてきます。
あまりひどい時は、私は「生理ひどい!早く生理来い!」と言います。
これはお互いに理解できたから言い合えること。だから、理解できてから楽しむことができていると思います。
喧嘩はほどほどに。
夫婦で楽しい人生を!

