間違いだらけの旅の計画…本当に楽しい旅にする方法

こんにちは。餅味噌教授です。

旅っていいですよね。旅は純粋に楽しい、ということもありますが、自分の世界を広げてくれるような気がします。

新しい土地で出会う自然の壮大さや、その土地の美味しい食べ物など、いつもの日常とは違う、新しい発見や体験は心が踊るような特別なものですね。

では、旅の一番の楽しさのピークは、どこなのでしょうか。

実は、旅の計画を立てている時が楽しさのピーク??

某アンケートの結果を拝見させて頂きました。

「旅で一番楽しい時っていつですか?」

堂々の一位は、計画している時!

…分かります。

「ここに行きたい、あそこは外せない、あれが食べたい…」

せっかくの旅です。あーでもないこーでもないと計画を立てるのは、楽しいですよね。旅の出発まで、大いに盛り上がります。

しかし、実際に旅に出てみると、計画時より楽しさがないと感じてしまうようです。

何故なのでしょう。

これと同じ現象を考えてみましょう。

例えば、欲しい物があったとします。それは、売り切れ必至の人気商品。どうしても欲しいと感じます。しかも、予約しなくては買えないもので、1ヶ月後にしか届かないもの…

想像するに、買った後の興奮よりも買う前の興奮が勝っています。旅の計画と同じく、旅の興奮よりも旅の前の興奮が勝っているのです。

これは、最初の期待値が高ければ、高いほど、楽しさを感じなくなるということに他なりません。要するに、強い刺激が最初にあればあるほど、後の刺激に鈍感になるということです。

人間というのは、刺激を求める生き物です。もっと刺激を、もっともっと刺激を、と貪欲に強い刺激を求めてしまうのです。

では、本当に楽しい旅とは、どんなものなのでしょうか。

本当に楽しい旅とは

本当に楽しい旅の計画は、非常にシンプルなものだと考えます。

例えば、自転車の旅ならば、「自転車で走る」ということの目的に徹します。

自転車で走ることをしに行く旅なのですから、それ以外はいりません。

でも、実際は、お昼ご飯に美味しい焼き鳥に出会うことができたり、素晴らしい景色に出会うことができる旅です。これは、本当に楽しいです。

海外の旅行だってそうです。目的を出来るだけシンプルに考えます。

「ルーブル美術館を見る」というシンプルな目的があれば、これは非常に楽しい旅になります。もちろん、行き方などの下調べの計画は重要ですが。

よくありがちなのは、びっちりとスケジュールを立てて旅をすること。一見、楽しそうに見えますが、ノルマを消化するような側面もあり、純粋に楽しむこととは遠くなってしまいます。

目的を絞り込むこと。せっかくの旅で、もったいないように感じるかもしれませんが、これが一番、旅を楽しむ方法です。

やっぱりこれって、何かと通じませんか。

ミニマリストの考え方は、人生を楽しむ方法と繋がっています。

旅は人生だと言う人もいます。楽しい旅の方法を見つけて、良い人生を!