ペット保険に入らない方がお得?私はそう思う。
こんにちは。餅味噌教授です。
我が家には5歳になる猫がいます。
これがもう、めちゃくちゃ可愛い…
それはさておき、ペットにも、現実、お金がかかります。
ご飯やトイレ、おもちゃ…
そして、診療代。
愛すべきペットが、どんな病気になるかなんて、誰もわかりません。
それは人間も同じですけれど。
だから、保険っていうものがあるんですよね。
でも、一生涯で保険にいくら払うのでしょうか。
考えてみたことはありますか?
ちょっとだけ、考えてみましょう。
ペット保険に年間でいくら払うのか?
ペット保険に加入した場合、我が家の猫、5歳の年間の支払総額を考えてみます。
①保証も手厚いもので比較的安い保険、そして、②他のサイトで人気ナンバーワンの保険を比較してみます。
猫 5歳の場合
①の保険 ・・・ 年間 35,160円(月々2,930円)
②の保険 ・・・ 年間 40,800円(月々3,400円)
そんなに差はないように感じますね。
でも、10歳になった場合はどうでしょう。
猫 10歳の場合
①の保険 ・・・ 年間 35,160円(月々2,930円)
②の保険 ・・・ 年間 75,120円(月々6,260円)
!!!
ものすごい差になりました…
これを知っただけでも、ペット保険を見直す価値はありそうです。
「そうだなー、あとで考えるか・・・」
と言っている声が聞こえそうですが…
これはペットが小さいうちに考えるべき問題なのです!!
なぜなら、病気になったあとでは、保険を乗り換える時に保証範囲が狭まる可能性があるからです!
慢性的なものと診断された病気は、まず、保険の対象外になると考えて間違いないでしょう。
だから面倒臭くても、今、本気で考えるべき問題なのです。
さらに本気で、ペット保険と向き合ってみる
私は、保険屋の回し者でもなんでもありません。
ご覧になっている皆さま側の人間です。
なので、ペット保険って本当に必要なのかどうかを見極めたいと思います。
実際、病気をして、手術を受ける場合、いくらかかるのでしょう?
猫の手術、入院費用
足を骨折、手術をして、6日の入院の場合 ・・・ 約22万円
結構かかりますね…
では、保険に入っていた場合を考えます。
保険有りと保険無しの場合の自分の支払額
保険有(70%保証) ・・・ 66,000円(保険で支払われる額 154,000円)
保険無 ・・・ 220,000円
これぞ、保険の効果ですね。
・・・しかしですよ。
実際支払っている額
保険有 ・・・ 66,000円 + 年間の保険料
保険無 ・・・ 220,000円
これを考えてみてください。
そして、さらに言うと10歳の時で、②の保険に入っていたとするならば、
②の保険に入っていて、実際に骨折した年に年間で支払っている額
保険有(②の保険) ・・・ 66,000円 + 75,120円 = 141,120円
保険無 ・・・ 220,000円
どうでしょう?
その差は、78,880円。
これ、微妙じゃないでしょうか。
んー、毎年骨折するならいざ知らず、2年に一回ならば、年間の保険料を貯金しておけば・・・。保険に入っている意味を考えざるを得ません。
ちなみに①の保険の場合を考えると、5歳から5年間何もなかったとして、その分を貯金しておけば、175,800円貯まる計算です。そう考えれば、保険に入ってなかったとしても、支払不可能な金額ではなさそうです。
というわけで、私の結論は、
保険は入らず、保険に払う費用を貯金する。
です。
これは、全ての人に当てはまる結論ではありません。
もちろん、保険に入っていた方が良い方もいると思います。例えば、保険のメリットとしてあるのは、病院へ行くハードルが下がること。
保険があることで、病院へ行きやすくなるというメリット。これが保険の一番のメリットだと私は考えています。
ですので、自分たちのスタイルにあったペット保険選びをして頂きたいと思います。
何はともあれ、ペットの健康は第一!
良いペットライフを!!