嘘みたいな話。楽して17キロ痩せる方法。もちろんリバウンドなし。【2019年ver】

こんにちは。餅味噌教授です。

私の2年前の体重。85kg。池中玄太よりも体重があったことになります(…結構、ショックだ)。

85kgの芸能人は、竹内力さん。バナナマンの日村さん。キャイーンのウド鈴木さんだそうです。

私の現在の体重。68kg。

68kgの芸能人は、舘ひろしさん。マイケル富岡さんだそうです。

日村から舘ひろしへ。

結論を申し上げると、楽しないと痩せない

どうしてでしょう。

順を追って説明していきましょう。

今までの”ダイエット”

私がヒム子だったとき、もちろん、ダイエットと称するものはやりました。

炭水化物抜きダイエット、タニタ式ダイエット、食べる順番ダイエット…。運動系もやりました。呼吸法ダイエット、運動するためにジョギング、ジムにも通った。汗を流してエクササイズやダンスするのは楽しかったです。体を動かすと同時に揺れる腹の肉に充実感すら感じていました。

実際、どの方法も最初は痩せました。とはいえ80kgを下回ることすらありませんでした。そして、すぐにリバウンド。また元どおり、ということです。

テレビで行われるダイエット企画も、劇的に行われます。面白いんですよね。

2013年に森公美子さんが20数キロダイエットをしました。これは、ロングブレスダイエットという、美木良介さんが開発したダイエット方法です。

拝見した限り、モリクミさんも頑張ってました。(色々な意見がありますが・・・)

しかし、現在は、どうでしょう。見事にリバウンドしていらっしゃいます。

リバウンド経験は、私を始め、皆さんにもあるのではないでしょうか。様々なリサーチ結果を調べてみると、”ダイエット”と”リバウンド”は、矛盾しているようですが、セットになっていると言わざるを得ません。

どのダイエット方法も、私は、頑張ってやりました。

そう。頑張ってやったのです。

結果、頑張ることに疲れてしまいました。

“ダイエット”と呼ばれるものには、忍耐が必要なのだと実感するに至りました。

そうです。理想を手に入れるのは、”頑張り”や”忍耐”が必要なのです。

いかにも私たち日本人が好きな言葉ですね。

これが、今までのダイエットです。今までのダイエットでダメだったのなら、改善をするヒントはここら辺にありそうです。

”ダイエット”は、”運動すること”ではない!

ダイエットとは何なのか。ダイエットの定義を調べてみましょう。

ダイエットとは、体重維持のための食事制限である。

なるほど。運動に関しては”減量”の分野に入り、あくまでもダイエットは、食事制限ということらしいですね。

へー・・・。でも、運動だってダイエットだっていうし・・・。とノホホンとしてはいけません!

ここが重要な点なのです

運動を抜きにして、考えてみましょう。

その人の体質によりますが、普段の消費カロリーより、たくさんの量を食べれば、どうなるでしょう。当然、太るということですよね。

痩せるために”一時的”に運動をしたところで、普段、たくさん食べていれば、当然、太ります。これが、継続できなかった運動系のダイエットと称されるものの落とし穴です。

”リバウンド”と呼ばれるものの正体は、”減量”をやめたときに訪れる、当然の結果なのです。

逆に、普段の食事が適正の量であれば、”一時的”に贅沢(たくさん食べる)をしたところで、結局、太らないのです。

では、運動をやめなければどうなるでしょう。

運動を継続させるということは、普段の生活に”運動”が組み込まれることになります。そうすると普段の消費カロリーが増えるので、摂取してもよいカロリー量が増えるわけです。

要するに、普段の生活の内容と食の内容のバランスが重要ということですね。

”ダイエット”とは、”普段の生活に見合った食のバランスを知ること”なのだということが、見えてきました。

運動して頑張ること、とは少し違いますね。

自分に最適のダイエット方法を探す

では、食事制限をやれば、痩せますね・・・という結論は、少し早いです。

「じゃあ、食べなければいい」というのは極端すぎます。

体を壊します。間違いなく健康に支障が出ます。絶対におすすめしません

ちゃんと食べて、健康的に痩せること。これがダイエットの基本です。

世の中には食習慣を変えることで行うダイエット方法がたくさん紹介されてきました。

私もたくさんのダイエットを試していたときに、食習慣を変えるダイエットをやっていました。

実は、一番効果を実感したのが、タニタ式でした。本当に痩せました。4、5キロくらい痩せました。

何故うまくいかなかったか。私の場合は、これも頑張ってやっていたからです。

もちろん、タニタ式が自分に合っている方は、これ以上この記事を読み進めることはありません。タニタ式を続ければ良いのです。私、レシピ本、二冊ほど持ってましたが、本当に良いですよ。美味しいですし。

食事制限系ダイエットで言えば、一番、良いと思います。

でも、毎回、レシピ通りに作るっていうのが面倒になってしまい、挫折する結果になってしまいました。

要するに、継続さえ出来れば良いという結論にたどり着きそうですね。

少し、今までの話をまとめると、

・運動することも食事制限することも痩せる効果がある。生活習慣と食習慣のバランスが問題である

シンプルですね。消費カロリーと摂取カロリーの問題を解決することさえ出来れば痩せる、ということです。

結論は近いです。

どのダイエット方法も原理は一緒です。

運動しましょう。食べ過ぎないようにしましょう。

そのアプローチが違うだけです。

ですから、どのダイエット方法でも、自分にとって、継続が苦ではない方法を見つけることさえ出来れば、痩せることができます。

だから、楽しないと痩せないのです。人間は、苦しいことは続けられないのです。

これが、私の結論です。

次は、私が痩せた方法です。

痩せる方法は、痩せようと思わないこと

これは、結果論です。

思い返せば・・・というやつです。だから努力した、という感じすらありません。

なので、めちゃくちゃ楽して17キロも痩せてしまったのです。

そして健康診断では、全く異常ありません。むしろ痩せて健康になりました。

何の習慣を変えたのでしょう。私は食事です。ここ数年で、私の食事に対する考え方は、劇的に変わりました。

直接的なダイエットとアプローチは大きく異なります。

”食に対する認識の変化”というアプローチ。

何をして痩せるかという考えではなく、何を食べるか、ということに焦点を置いたのです。

『あまくない砂糖の話』という映画をご存知でしょうか。デイモン・ガモーという人の作品で、人が60日間砂糖を1日160gを摂取し続けたらどうなるか、というドキュメンタリー映画なのです。

これは、面白かった。そして、かなり衝撃的だった。

内容を少しだけ紹介しましょう。(以下、ネタバレになりますので、閲覧注意願います

実験的に砂糖をとり続けた男、デイモン・ガモーは、もちろん、太ってしまいます(ちなみにカロリーは抑えめ)。しかも、砂糖中毒になり、性格にも変化が起こります。イライラして、集中力もなく、やる気もない。ダメ、絶対。とまでは言わないけど、私は、こんな風にはなりたくないと思う状態になってしまいます。

私たちは、こんなに砂糖なんて摂取していないと思っていますが、実際には身近に食べる色んなものに砂糖は入っているのです。しかも、相当な量。美味しいと思うもの、また食べたいとすぐに刺激されるものには、まず大量の砂糖が使われているといってもいいでしょう。

この映画で例が出されたのは、マウンテンデュー。あの緑の缶の炭酸飲料です(私も好きだった)。それは販売会社が建っている地域のこと。マウンテンデューで育ったという子供が歯医者に向かう。私は、その歯をみてビックリした。歯が溶けてほとんどないのだ。そして、麻酔もかけられない状態で、あまりの痛みに治療も断念。10代で総入れ歯確定の事態になったのだ。恐ろしい…。もっと恐ろしいことに、それでもその子はマウンテンデューを飲み続けると言い放った。恐るべし中毒性…。販売会社は、その中毒性を上手いこと使っているのだという。いやぁ、なんと恐ろしい…。

という映画なのです。実際の映像を見て頂きたいです。

この映画を見た後にどう思いますか。私は、当たり前に砂糖に気をつけるようになりました。これは、痩せようとするという動機ではありません。お分り頂けたでしょうか。

他にも食事に対する考え方は、変わり続けました。ブラジルの鶏肉問題や、ピンクスライムと呼ばれる肉、海外の食事情は怖いものが多いのです。国産を選びたい、と思えば価格は高くなります。かと言って、お金はあまりないので、量より質を選ぶようになります。

何を食べて、何を食べないか。

選ぶのは、食べる人、一人一人です。

痩せる、の前に自分の体を何で作るのか。私は食の興味は大事なことだと考えます。

そうした結果、どんどんと体重は減っていったのです。これは、やらされることでもなければ、嫌々やっていることでもありません。続けたいと思うこと、これが習慣を変えていくことへと繋がっていきました。

その結果、1年で17キロの減量、1年間リバウンド無し(継続中)となりました。

私もお菓子や炭酸飲料が好きです。それは、たまに口にすることにしています。だって、おいしいんだもの。”一時の贅沢”ならば太ることはありません。しかし、”一時”にしなければ、大変なことになります。

いかがだったでしょうか。

辛いダイエットに悩むより、違うアプローチで考えてみる一例です。

もちろん、食に関する考え方はそれぞれだと思います。しかし、今、自分が太っていることで悩んでいるならば、今までと違うことを習慣化することの功績は、間違いないものだと思います。繰り返しますが、自分の生活にタニタ方式が合って、習慣になれば良い結果が出るでしょうし、楽しい運動が習慣化出来れば、悩むことなく正常な体重に近づくことは間違いありません。

結局、無理なく続けること、この一言につきるのです。

私の最近の新習慣は、自転車通勤。これも楽しんでおりますが、さらに健康体に近づく結果になっています。もう少し、継続してから結果をご報告します。お楽しみに。