数万円の車は乗るべきか。車の購入は、違う視点で見るべき!?
こんにちは。餅味噌教授です。
私の現在乗っている車の値段は、7万円です。
よくある一桁万円の車。
買う勇気、あんまりありませんよね。
実際に買ってみて1年間を過ごした私の実録レビューをお伝え致します。
もし、1桁万円の車購入で、迷ったときのご参考にして頂ければと思います。
7万円の車。1年間に2度の故障物語。
そもそもの話、「7万円の車が買うのが夢だったんだよねー」という人は限りなく少ないと思います。
ですので、数万円の車を買うメリットというのは、限りなくコストが少なくなければいけないと思います。
しかし、数万円、という怪しさからそれ以上にコストがかかるのでは?と思い購入を躊躇してしまう方が多いのではないでしょうか。
実際、私が1年間に車を修理に出した回数は2回です。
まず1回目の修理。
これは事故でした。
雪の日に起きた物損事故。
これは完全に私の不注意な訳ですが、奇跡的に故障したのは前バンパーだけでした。
続いて2回目の修理は、普通に走っていたら…
「ガタッ!カランカラン・・・」
という音と共に前方に丸い物体が転がっていくのが見えました。
もしかして・・・という悪い予感を感じ、すぐに車を止めて丸い物体に近づきます。
その黒い物体は、アッツアツの丸い鉄の塊。その近くには歯車につきそうなギザギザしたゴムの輪っか。
…これって取れちゃまずいやつでは??
案の定とれちゃまずいやつ。エンジンの駆動を発電につなげるダイナモと呼ばれる部品の一部がねじ切れちゃうという故障でした。
さて、ここからが本題です。
私の車は、1年に2回の故障をしてしまいました。
実際にいくらかかったのかをみていきましょう。
車の本当の値段は、”維持費”にあり。
私の故障物語を聞いて、どう感じたでしょうか。
「事故するなんてバカだなー。」でしょうか。
「やっぱり数万円の車は故障するよねー。」でしょうか。
両方とも正解です。
ここで結論に近づきます。
車って、事故が起きる可能性もあるし、故障する可能性もあるよね。です。
どんな車も例外なくです。
まあ、私の車のようなダイナモ系の故障はほとんど起きないらしいです。修理する人に、「こんな故障、みたことありません」って言われました。
でもですね。以前に乗っていたルノーのカングーでも同じ症状を体験してるんですよ。私。(前回の記事:おしゃれ男子、おしゃれ女子必見!本当にカワイイ車、ルノー・カングーのメリット・デメリット)
その時も結構ベテランの方に、「こんな故障みたことない」って言われたんです。
こんなのみたことない現象が2回も起こる私は、ポジティブに考えれば、めちゃめちゃツイてるってことじゃないですか。…無理がありますが。
要するに。
何が言いたいかっていいますと、
車が、壊れた時の対応が大事なんじゃないかってことです。
数万円の車であっても、数十万円の車であっても、おそらく、大幅に車の寿命は違いません。
しかし、壊れた時の対応によっては購入時の価格が関係ないほど高額になる場合があるってことです。
ここで、一度結論を出します。
安心できる整備工場つきの中古車販売店で、数万円の車を買う。
これがコスパ最強だと考えます。
次に理由を説明していきます。
実際にかかった費用は?
7万円の車。この実際の修理費をみていきましょう。
・バンパーの修理(実はウインカーの修理だったのでほぼ物代にしてくれた) → 2万円
・ダイナモ部分の修理(ほとんど物代だけにしてくれた) → 2万円
この良心価格。
バンパーの修理代だけでも3万〜6万円が相場と言われています。私の場合は、ウインカーが壊れてしまっていたので、片方だけでも2万〜5万円が相場だそうです。それなのに2万円という破格のお値段。
ダイナモ部分の修理は、カングーの時では10万くらいしたんです。でも、今回は2万円という破格のお値段。
これ、いかに修理する場所が大事かってことを物語っていませんか。
7万の車の2回の故障の修理が、4万円。
もし、通常の値段で修理していたら、20万円。
車の価格の約3倍です。
なぜこの値段が可能かって話ですが、肝は購入した場所で修理するっていうところ。
7万円で車を購入したことがわかっていれば、修理に8万円ですね。とは言いづらいですよね。もし、20万円かかってたら、もはや修理しないという選択肢が出てきます。
これが、数万円の車のメリットだと感じています。最悪、乗り換えることを選択できますからね。ちょっと高い車だとすんなり乗り換えっていうのは難しいです。
この販売者と購入者の絆のようなもの。
もちろん、ビジネスの利害関係は絡んでくるものの、こちらにとっても大変ありがたい話です。
こういう出会いを勝ち取っていくことが、車との長い付き合いには大切になってくるのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
結果的には、車は修理代などの維持費が最大のコストになってくると思います。もちろん、壊れない車に乗ることが理想ですが、実際はそうもいかないのが現状です。
いかに、修理代を見越した選択ができるか。
そして、いかに車とできる限り長く付き合えるか。
それが、車とコストの関係の鍵になるかもしれません。
車とコストの関係。よろしければこちらの記事もどうぞ(節約思考的、サイクリング の可能性を考察する)。
それでは、良い車ライフを!