ワキガの悩み、解決。完結編。
こんにちは。mochiです。
前回に引き続き、私の体の悩みだった”ワキガ”について、お話したいと思います。
「悩みだった」という過去形にしたのは、私が、ワキガについて、そこまで悩まなくなった、ということを意味しています。もちろん、ワキガ自体が治ったわけではありません。
私も以前は、お金があれば手術で治そう。10万円あれば完全に悩みは消えるはず。と思っていました。
そんなことしなくてもいいのです。
今となっては、私は、この”ワキガ”という自分の体質に感謝さえするようになったのです。
では、どのようにこの”ワキガ”と付き合っていけば良いのでしょうか。
ワキガの特徴を知る
まず、何よりも先に”敵”を知らなければ、まともに戦うことも出来ません。情報を征することが戦いに勝つ秘訣です。
ワキガとは、なんでしょう?
”ワキガとは、アポクリン腺から分泌される・・・云々かんぬん”
そんなことは問題じゃないのです。
体感的にどういう症状があるか、そして、どういう弊害があるかということです。
まずは臭い。
ネギっぽいときもあれば、鉛筆の芯のときもあり、グレープフルーツのようなジューシーさもあります。これが、主に悩みのタネになります。
次に、衣類の変色。
特に白いものを着ると、脇あたりが黄色い蛍光色で彩られます。これは着る服を制限されるため、悩む問題です。
さらに、番外編として、これはあまり気づかれない特徴ですが、耳垢がネチャネチャします。これは特に他人に迷惑をかけることはないのですが・・・世の中的にロマンチックとされている耳に入れるイヤホンを片方ずつ分けて音楽を聞くという場面。私たちは「これ聞いてみて」と言われて片方差し出されるイヤホン。これが恐怖でしかないのです。これは問題ですね・・・。
私の経験で、困ったことになるのは、この3点です。いや、今回は、”臭い”と”衣類の変色”の問題の2点の対策をしたいと思います。
ワキガの行き着く先・・・?
35年自分のワキガと付き合っていると、気づきがあります。
夏はどうしても半袖、Tシャツが着たいのですが、かなり気を使います。
デオドラントは大量に、そして、ワキはあまり開かないように。
もちろん、高いところのものなんて取れません。
しかし、完全には無理なので、ワキを開く瞬間は訪れます。
その時、「ん・・・あれ、あんまり臭わない??」という奇跡が起きる時があります。
どんな時か。
それは、新しく買ったTシャツを着ている時!
これは、薄々気づいていたのですが、大人になり確信に変わりつつあります。(研究で解明されているかどうかは分かりません。)
その頃から新しいTシャツは、私の1軍の勝負服になるようになりました。
しかし、少し時が経つにつれて、2軍へと降格するのです・・・世の中は非情です。
私は2軍へと降格するときの症状を、”黄泉がえり(よみがえり)”と呼んでいます。
もちろん、テーマ曲は柴咲コウさんが歌うあのテーマ曲です。
”黄泉がえり”が嫌な臭いを周囲に撒き散らす原因???
この気づき、これがワキガの行き着く先なのか・・・
この仮説を元に次に進みます。
ワキガ対策 = ちゃんと洗濯すること
新しいTシャツは臭わないのに、しばらく経つと臭う。
この仮説は、おそらく”真”に近いです。
ということは、服さえ臭わなければ、外部に臭いを撒き散らかすことはない。
汗をかいて臭っていても顔を近づけて、クンクンと嗅がなければ、周囲の人までは分からないというのが、私の答えです。
いや、私も恐怖はありました。前回のお話に分かる通り、バレたら終わり、という思いが強かったからです。しかし、意外に臭わないというのが周りの反応から分かってきたのです。
ということは、衣服を常に新品のように保てば良いということなのです。なので、ちゃんと洗濯しましょう。ということですね。そうすれば、黄色い蛍光色もなんとかなりそうですね。2点の問題が一気に解消です!
簡単に言いますが、ちゃんと洗濯をすれば良いって言っても、今もちゃんと洗濯してるわい!って話ですよね。
洗濯機を買い替える?洗剤を変える?? いえ、私が効果を実感したのは、煮洗いと手洗いです。
煮洗いは、鍋に水を張り、重曹を入れてグツグツと煮る。これだけです。
寸胴みたいな鍋が良いと思います。しばらく来ていた服を煮洗いすると水が泥水のようになり、汚れが落ちたことを実感します。
ただし、綿や麻など丈夫な繊維のものに限ります。化学繊維など溶けちゃうようなものはダメです。
煮洗いは、洗えないものもありますし、毎日はちょっと面倒なので、手洗いもおすすめします。
手洗いを馬鹿にしちゃいけません。洗濯機は楽ですし、だいたいの汚れは落ちると思います。しかし、手洗いのきめ細かさは洗濯機には出来ません。
私たちの重点すべき点は一点のみ。そう、ワキです。(正確には右左の二点でしょうか)
石鹸をゴシゴシとワキの部分に擦りつけて洗うことで、十分に汚れと臭いの元は取り除けるのです。
私が使っている、おすすめ石鹸は太陽油脂さんの青ざらしです。
そして、手洗いにおすすめなのは、宮本製作所さんの洗たくベビーマグちゃん。
これも優れものです。手洗いなら小さいタイプのベビーマグちゃんで十分です。
この画期的な商品は、テレビ番組”ガイアの夜明け”でも紹介されていました。この商品についてはいつか記事を書きたいと思います。
これで、ワキガ対策はバッチリです!
あとは勇気を持つことが必要です。
私が最初にワキガであることに感謝するようになった、というのは、臭わない人は、この悩みが分からないという点にあります。
私は、悩みが分かります。痛みが分かる人は、優しくなれる、これも私の仮説ですが、おそらく、この仮説も”真”に近いと思います。
ワキガで悩む人は、人よりも痛みが分かる人間になれる。
だから、もし、あなたが悩めるクラスメイトであったなら、その悩みから解き放たれて自由に生きて欲しいと思います。
私はクラスメイトの味方です。共に良き人生を!
青ざらしは、雑誌でも紹介されています。
ベビーマグちゃん。ガイアの夜明けで絶賛でした。