人狼ゲーム。絶対にやってはいけない危険な遊び…
こんにちは。餅味噌教授です。
先日、人狼ゲームというものを初めて知りました。
とても危険な遊びですね… 思い出しただけで、震えが止まりません…
初めて知ったのは、親戚が集まったある日。
甥っ子は、中学生なのですが、今、学校で流行っていることを聞くと、人狼ゲームだと言います。その子は、とても無邪気に、人狼ゲームのやり方を教えてくれました。
教わった、だいたいの内容をざっくりと説明します
・参加する人の役割を決めます。役割は、簡単に言うと3種類です。それ以外にも色々あるらしいですが。
(1)人狼 という人の見た目をした狼
(2)村人 人狼以外の普通の人です
(3)ゲームを進行する人
・ゲームは、村人側と人狼側との対決になります。
【村人が勝つ場合】 ・・・ 人狼を見つけ出す。
【人狼が勝つ場合】 ・・・ 気づかれないように村人を食べちゃう。
・見つけ方は、話し合いです。嘘をついたりして、見つからないようにしたり、うまくやるのが、ゲームの醍醐味ですね。
へ〜。面白そうだね。
休み時間に大勢でやれば、盛り上がるんじゃない? と、ひとしきり、説明を聞いた後、
「今から、みんなでやろう!」という、その子。
何せ、無邪気な子なので…
で、参加するのは、
私。
私の妻。
お義姉さん。
お義姉さんの子供(甥っ子)。
お義母さん。
…わかりますか?
このメンバーでやるんですよ?私の立場、想像してみて下さい。
ゲーム進行は、ゲームを理解している甥っ子です。
私も含め、ルールは漠然としか分かっていません。やりながら説明してもらうことにします。
「じゃあ、トランプで、役割を決めまーす。ジョーカーを引いた人が人狼です。」
無邪気で、かわいいやつです。
…ん? ……このカードって…、じ、人狼っ!
なんと、私が、人狼になってしまいました!
この時点で、私の心臓は、ドックンドックン…
ゲーム進行は続きます。
「まず、”昼”という場面では、話し合いをしてもらいます。そして、”夜”の場面では、人狼に一人、殺す人を指名してもらいます」
えー私は人狼だから、なるほど…え、殺す人を指名するの??この中で???
私の心臓の鼓動は早くなるばかり…
「では、スタート!」
昼の場面です。話し合いが始まります。
「あなたが人狼なんじゃないですか?」
「いやいや、あなたが、実は人狼なんじゃないか…」
…そんな話し合いは、私の中では、もう、どうでもいいですよね…私は、ずっと、誰を指名したらいいものかを悩んでいました。
ゲームが進む中、お義姉さんが、私に疑いを向けてきました。
そんな中、昼の場面が終了。
いよいよ、夜の場面です。
「では、皆さん目を閉じてください。人狼さんだけ、目を開けてください。」
私は、目を開けます。
「人狼さん、誰を指名しますか?」
んー…そうだ、お義姉さんが、私に疑いを向けているんだから、お義姉さんを指名しよう。そうしたら、ゲームを純粋に楽しんでる風になるのではないだろうか。突破口、見つけたりー!
無言で、お義姉さんを指差す私。
すると、無邪気なかわいいやつが、首を横に振ります。
え??なんで???
みんなの話を聞いていて、ゲームを有利に進める方法が思いついたのか、中立な立場であるはずのゲーム進行者が、人狼である、私の肩を持ってくれたのです。なぜなら、この甥っ子は、私に、なついてくれているのです…
そして、無邪気なかわいいやつは、お義母さんを指すように促します…
え??? うそ???? どうして?????
私は、混乱するまま、お義母さんを指さしました。
そして、無邪気なかわいい悪魔は頷き、みんなに目を開けるように言いました。
「朝がきました。殺されたのは、おばあちゃんです!」
強烈!!
そんな風に言うんだ!!!
そうです!殺されたのは、おばあちゃんです!そして殺したのは、私です!!
周囲から「お〜〜」という、どよめきが…
もう、逃げ出したい気分です…
こんな危険な遊びだったとは…
程なく、私は人狼であることを突き止められます。
そりゃそうですよね。そんな動揺隠しきれるわけないですよね。
というわけで、きっと友達同士でやると面白い人狼ゲーム。
決して、お盆や年末年始に家族が集まって、面白いゲームがあるよー、といってやるゲームではありません。
メンバーを十分に考えて、正しく遊びましょうね!
・・・
私に食べられたお義母さんの名言、あります。
人狼ゲームのカードゲーム。ありました。私は2度とやりませんが、面白そうなので、オススメしておきます。