通勤20kmは「楽しい」。自転車通勤の可能性。

こんにちは。餅味噌教授です。

皆さん、知っていますか。世の中で一番自由な乗り物を。

自由=自転車。これは大げさではありません。私は、ここ数ヶ月、この自由な乗り物に感動しているのです。

これはまさに、自由で楽しくシンプルに生きるための最強ツール。36歳で見つけた私の新たな発見なのです。

この自由な乗り物、自転車で、毎朝、毎晩20km先の仕事先に通勤することは可能なのでしょうか。

実際に毎日20km自転車通勤した結果のメリットと問題点、自転車通勤におすすめな自転車を紹介していきます。

結論。自転車通勤は可能。その問題点は?

結論を先にお伝えします。

20km通勤することは可能です!

可能だということは、薄々感づいていらっしゃったかもしれません。ただ、不安要素があると思います。その不安を一つずつ解決していきましょう。

1 疲れるのでは?

これは個人差の問題ですが、私は言い切ることが出来ます。

自転車の種類によりますが、思っているほど疲れません!

20kmの通勤になるとスポーツ系の自転車で通勤することが前提になると考えてください。1万円、2万円のいわゆるママチャリ、シティサイクルでは難しいです。

おそらく不安に思われている方は、子供の頃のほぼ意味をなさないギアの切り替えや、学生時代の辛い自転車通学を思い浮かべていると思います。スポーツ系の自転車は、それとは全く違います。

一番良いのは、ロードバイクですが、クロスバイク、ミニベロでも可能な範囲だと思います。

自転車の乗り方の技術、自身の体力の強化により、日々楽になっていくことは間違いありません。もちろん、不慣れな時は、若干辛い部分はありますが、新鮮さや楽しさが上回り、辛い部分は気持ちがカバーしてくれます。

日々、自分がレベルアップしていくようで、楽しさを感じることが出来ます。また、健康になっていく実感も得られるようになると思いますよ。

ちなみに20kmの通勤時間は、約1時間。最初の頃は1時間30分くらいかかってましたが、最近はコンスタントに1時間くらいで到着します。車で通っていた時も、朝の渋滞で1時間くらいかかってましたから、時間はほとんど変わりません。渋滞がないときは、車で40分くらい。大幅には変わりませんね。

2 事故が怖い・・・

事故が起きないかと言われると、起きます。

しかし、それはどの乗り物、通勤手段でも一緒のことです。焦らず、ルールを守れば、事故は極力減らすことが出来ます。ルールを無視してしまったり、スピードを追求するあまり、無謀に運転する場合は、事故に起きる確率も上がってしまいます。車の運転も同じですね。

車の通勤と比べると、交通違反で捕まりにくい、というメリットもあります。

デメリットとしては、転んでしまう(落車というようです)リスクがあります。実は、私もあります。その時は、無茶をしてしまった場合です。私の場合は、斜めに歩道に入り込もうとして、その段差にタイヤをとられてしまい落車してしまいました。

不慣れな場合は、危険な場所などをチェックしながら、慎重に通勤することを心がけましょう。毎日通勤する道は、だんだんと定まってきますので、落車リスクは極端に解消されてくるはずです。

3 着替えや荷物はどうする?

スポーツ系の自転車の場合は、ママチャリとは違い、カゴが標準装備されているわけではありません。標準スタイルとしては、リュックを背負っての通勤となります。リュックも蒸れないものや防水タイプのものがおすすめです。

通勤であれば、持っていくものも限られてくると思います。容量に合わせたツールを見つけてみましょう。

最近、私はサドルバッグ というものを購入しました。背中も蒸れずに快適通勤です。おすすめツールは、後日ご紹介したいと思います。

4 雨の日の通勤は?

天候によって左右されるのが、自転車の一番のデメリットだと思います。

しかし、歩きであれば傘をさすように、自転車でもレイングッズは充実しています。事実、私は、雨でもレインパンツとレインスーツで通勤しています。意外に濡れてしまって困るのが、靴です。靴を防御するものもあります。

雨で気をつけなければならないのは、ブレーキがきちんと効くのか、という点です。ブレーキが効かなくなってしまえば、大事故に繋がってしまいます。最近のロードバイク では悪天候に強いブレーキとして、ディスクブレーキの採用が多くなっています。

自分の自転車の性能を見極めて、雨の日は無理せず別の手段で通勤することも視野に入れましょう。

問題点は、このくらいではないでしょうか。この問題をクリアして得られるメリットは大きいと思います。

燃料費、交通費の節約、健康増進、筋力アップ、体力アップ、ダイエット効果、通勤ストレスからの解放・・・

私は、趣味として自転車というものが増える、というメリットもありました。天気の良い日のサイクリングは本当に楽しいものです。普段オフィスに閉じこもってお仕事をされている方は、ストレス値が高いのではないでしょうか。

日光には、幸福感を持たせる力があります。うつ病の治療でも外での散歩があるそうです。

日光に当たってサイクリングをすると幸福感を感じられるので、非常におすすめですよ。

通勤におすすめな自転車の種類

おすすめ1 ロードバイク (グラベルロード)

20kmの通勤は、ロードバイク にとっては楽な距離という部類になります。

もし、通勤だけではなく、自転車を趣味にすることを視野に入れているのであれば、ロードバイク をおすすめします。ロードバイク で日本一周している人や、1日で400km走ってしまう人なんかもいるのです。

そう考えると20kmは短い方ですね。

私がおすすめしたいのは、グラベルロードという種類のロードバイク です。

グラベルというのは砂利のことで、未舗装の道路も走れるロードバイク という位置付けです。ちょっと道をそれると砂利を通らなければならないという通勤路を行く方にはおすすめです。

タイヤが細いスプリントタイプのロードバイク とは違い、タイヤも太く、安定感があります。また、パンクに強いのも特徴です。ブレーキはディスクブレーキが採用されており、全天候での使用が想定されているのが分かります。

もちろん、将来、ホイールやタイヤを変えることもできるので、趣味にと考えていらっしゃる方にもぴったりだと思います。

おすすめ2 フォールディングバイク(折り畳み自転車)

通勤先に駐輪場はありますか?

駐輪場が問題なくあれば良いのですが、ない場合は大変です。良い自転車は、必ずと言っていいほど、盗難の危険にさらされます。気に入っている自転車が盗まれるのは本当に辛いです。

近くに駐輪場がなくて、盗まれないためにはどうしたらいいか。

自分のデスクに持っていく。です。

折り畳み自転車は、思いのほか小さくなります。私の購入したダホンのrouteなんかもそうですが、もし、資金に余裕がある方は、ブロンプトンをおすすめします。

ブロンプトンは、イギリスメーカーの高級ブランドですが、折りたたんだ時の小ささは半端じゃありません。普通にロッカーにしまえちゃう大きさですし、バッグですか?と言いたくなる大きさになってしまいます。これならデスクに置けちゃいますね。

いかがだったでしょうか。自転車は奥が深いです。乗り方で、疲れ方、進み方が全く変わってしまう乗り物です。もちろん、メンテナンスも必要ですし、手が掛かる乗り物ではあります。しかし、それが愛着を生み、自分自身のレベルアップにもつながる乗り物。そんな素敵な乗り物で通勤する喜びは是非体験して頂きたいと思います。

良い自転車ライフを!