節約思考的、サイクリングの可能性を考察する

こんにちは。餅味噌教授です。

突然に私は、サイクリングの魅力に取り憑かれました。

それは、何故か。

答えは簡単です。気持ちいい。楽しい。健康にいい。

いや、それだけではありません。

もしかしたら、年間38万円もの節約につながるかもしれない!という可能性を秘めた、大プロジェクトなのです。

気持ちよくて、楽しくて、健康にいいもので、年間38万円節約できるとは・・・。

これをやらない理由は、もはや浮かびません。

さあ、具体的にその根拠と方法を考えていきましょう。

健康に良くて、楽しいもの。それはジテンシャというもの。

まずは、自転車というものが楽しいものでなくてはいけません。

辛いもの、楽しくないものは、できる限りやりたくないものです。

人が好きにものを好きになるには、様々な要素があります。

楽しいことは好きということに繋がりますね。また、自分にとってメリットになることが多ければ、好きということ繋がる可能性は非常に高くなります。

自転車のメリットはたくさんありますよ。

まずは体へのメリット。自転車と健康の関係について調べてみると、否定的な文献は、ほとんどありません。良いことばかり。車しか使っていない人と比べると、死亡率は約60%。心筋梗塞のリスクは約半分などなど、健康保持に役立つことが、様々な文献で証明されています。

しかも、ジョギングと比べても膝や足首への負担が少ないため、膝や足首への不安がある方のリハビリにも使われています。”自転車に乗る動作が体にとって良い”、それを証明しているのが、ジムのエアロバイクでしょう。必ずと言っていいほど有料のジムにはエアロバイクがあります。体の為に良くないものであればわざわざ置くはずがありませんよね。

体へのメリットだけでも、自転車を始める価値はありますね。

しかし、体へのメリットばかりが魅力ではありません。自転車という趣味は、魅力に溢れているのです。

自転車の車体自体がかわいい、かっこいい、おしゃれなのです。そして、それに付随する小物や道具もおしゃれなものが多く、気に入った道具を一つ一つ揃えていく作業はさらに自転車ライフを楽しいものにしてくれます。

健康にも良く、おしゃれな趣味。やってみたくなりましたよね?

きっかけはなんであれ、乗ってみること。

乗ってみると自転車って楽しいものなんだ、と気づくはずです。これだけメリットがあって、何かデメリットがありそうなのに、乗るとさらに楽しいものだと気づく。それが自転車の魅力です。

自転車で、38万円の節約?

自転車は、良い移動手段です。

燃料を使わず、自分の力で遠くまで行くことが出来ます。

そうです。燃料を使わずに。

現代の人が使う移動手段の多くは、燃料を使います。そして、それは今回節約したいことに繋がります。

今回節約したいもの・・・そう、車です。

なぜ38万円の節約か。

JA共済のサイトによると(http://nedan.ja-kyosai.or.jp/column/20180216_other_no19.html)、車の年間維持費がのっていました。車種別にわかれていますが、記載記事によると以下の通りです。

軽自動車年間維持費 約38万円

コンパクトカー年間維持費 約44万円

Lクラスミニバン年間維持費 約50万円

・・・結構かかるんですね。

38万円の節約の根拠がここにあります。

車を所有することで年間38万円以上の支出があるならば、車を所有しなければ良い。

そういうことです。

もし、仮に車が本当に必要なくなったとするならば、年間38万円以上の節約になるのです。

例えば、私が先日購入した折りたたみ自転車のDAHON route。これは、片道10km、往復20kmほどであれば、全く問題ありません。頑張れば片道20km行けるかなーという感じ。10km圏内に買い物をする場所、いつも行く場所があれば、車が必要なくなる可能性もかなり高くなります。

また、ロードバイクになると、片道50km、往復100kmも現実的に行ける距離になります。

果たして車を手放すことは可能なのでしょうか。出来るのであれば年間38万円以上の節約は、かなり大きいです。

正直に言いましょう。完全に手放すことは、ちょっと難しいです・・・(条件にもよりますが)。

理由は、天気(特に雪)によっては危険、また、誰かを一緒に乗せられないというところですね。

じゃあ、ダメじゃん。ということで話は終わりではなく、使う頻度を減らしたらどうなるか、ということに話を移します。

JA共済によると年間の燃料費は軽自動車で約8万円となっています。これが減らせたらどうでしょう。年間の走行距離の半分を自転車で移動することにしたら約4万円の節約になりますね。

また、車のエンジンは、10万キロの走行距離が寿命と言われています。自転車で車の予定走行距離を半分にすると車の寿命は2倍に伸びることになります。

それだけでも意味はある、と私は考えています。私の実際1ヶ月での節約事例を紹介します。

実際に自転車でいくら節約できたのか?

では、出来る限りの自転車使用で1ヶ月どのくらい節約できたのでしょうか。

我が家の変更点です。

・片道20kmの車での通勤(土砂降りの日以外で20日) → 自転車へ変更

・片道10kmの2日に一回の車での買い物(15日) → 自転車へ変更

・片道10kmの車での図書館通い(2日) → 自転車へ変更

これは、私一人ではなく、妻と二人での合算距離になりますが・・・

合計 1140km!!!

我が家の車の燃費は、1リッターあたり13kmです。(ちょっと古い車ですので・・・)。

そうすると、1140km走るのに使うガソリンは、約88リットルですね。

現在1リットルあたり150円(最近高いね・・・)とすると、13,200円!

なんと1ヶ月で、13,200円の節約になりました。

年間で換算すると、158,400円の節約。

また、私は年間走行距離で変わるチューリッヒの自動車保険に入っているので、年間走行距離を無制限から3000kmから5000kmのプランへ変更しました。

すると6,480円の節約(変更の時期によるのかもしれませんが)。

これだけでも、年間164,880円の節約になります。

さらに、我が家の車は古いので、1年後に買い替えの予定でした。走行距離も80,000kmでしたのでちょうど良いかと思っていました。しかし、車の必要性や、今の車の使用頻度を考えても、4年、いや、5年はもつのではないかと考えています。

単純に考えても車の買い替えが頻度が少なくなるほど、節約に繋がることは間違いありません。JA共済のホームページにもあるように30万円の自動車が1年で廃車になれば、年間コストは30万円です。しかし、2年乗れれば年間コストは15万円。10年乗れれば年間コストは3万円になるのです。

いかがでしょう。

完全に車を手放さなくても、年間164,880円もの節約、そして、車の寿命の延命。

もし、車を完全に手放すことができたとすると年間380,000円以上の節約。

これは、一考してみる価値は十分にあると思います。

あとは、自転車生活をどうやって楽しむか。

それは後々記事にしていく予定ですよ。