【速報】佐々木典士さんの新刊、「ぼく習」を読んで。

こんにちは。mochiです。

本日は、2018年6月13日です。

明日の2018年6月14日に、「ぼくたちにもう、モノは必要ない」の著者である佐々木典士さんの新刊が発売されます。

タイトルは 「ぼくたちは習慣で、できている。」。

楽しみにされていた方、たくさんいらっしゃると思います。私もその一人です。

佐々木さんのブログ『Minimaru&ism』で、「ぼく習」を発売前に頂けると知り、そそくさと応募してしまいました(全く無名のブログですが…)。

そんな訳で、早速読みましたので、その感想をご報告したいと思います。

私はモノを作る仕事をしていますが、私の日常に渦巻く言葉があります。

「今日は色々あって気が乗らないからやめよう」

「あの人は天才だから特別なんだ」

「私とあの人とは生まれた環境も才能も違うから仕方ない」

そんな言葉を「なんとなく嫌だなぁ」「こんな考え方でいいのかなぁ」と思いつつも使っていましたし、自分を納得させていました。向き合うのが怖かったのかもしれません。

何故、その言葉を「なんとなく嫌だなぁ」などと感じていたのか。

その「なんとなく」に、この本は明快に答えてくれています。

私は、もうそんな言葉を使うことはなくなると思います。「ぼく習」は、私に「より良く生きるための才能」を提示してくれる本だったのです。

 

私は、この本を読むとき、出来るだけフラットな気持ちで読もうと思って挑みました。何故なら、「ぼくモノ」は成功者の声ではない本、すなわち、著名人の本ではないゆえ、生き方のヒントとして、非常に身近に感じ、そして、非常に納得のいくものでした。

「ぼくモノ」以来、著名人となってしまった佐々木さんはどんな本を書くのか。”成功者”として書いているのだったらどうだろう とか、好きだからこそひいきしよう とか、いや、逆におとしめてやろう とか、そういう感情が沸き起こる中、そういう感情は抜きでレビューしようと思っていました(そんな状態がフラットではない気も…)。

こちらが身構えて読み進めると、佐々木さんはどこ吹く風、というか、淡々と自分を見つめ、淡々と根拠を集め、論理を展開していく。哲学者のようだなぁと感じました。

哲学に生き方の絶対的な答えはありません。哲学にあるのは、新たな論理、つまり、自分たちなりの多種多様な生き方の考察だと思っています。

「こうあるべき」、「こうすれば成功者になれますよ」という自己啓発本は、私は好きではありません(のめり込んだ時期もありましたが…)。

この「ぼく習」は、「こう考える人は、こういう根拠から、こうだと言えるから、こうしたら?」という論理で展開されます。この本は、佐々木さんの考え方も納得して、自分なりのより良く生きる方法を探すことができる本なのではないかと思います。

さすが、佐々木典士さん。

「ぼく習」で、確実に私の生き方(考え方)は変わりましたよ。

「ぼくたちは習慣で、できている。」は、明日発売です。